群来を見てみたい~2022 ①
いつかは、ニシンの産卵-群来-をこの目で見てみたいと思い調べてみました。
群来とは
群来という言葉を調べてみると
「春、産卵のために鰊(ニシン)などの大群が海岸に押し寄せること」とあります。
その光景は、海岸部が乳白色に染まり、またその大きさは海岸線数kmに及ぶこともあるようです。
群来が撮影されると、北海道ではニュースとして報道されますね。
群来はいつ、どこで見れるのか?
主に確認されるのは1月後半から4月ぐらいまでの北海道日本海側で見られ、積丹半島から留萌近辺までの間で確認されることが多いようです。
これは人目に付きやすいということでもありますが、実際には日本海側だけでニシンが獲れているわけではありません。
太平洋側の苫小牧港でもニシンが釣れていたり、オホーツク海側の網走沖でもニシンが獲れたりしています。
群来の条件
産卵場所ですが、沿岸部の浅い地域で海藻が密生しているところで産卵します。
ニシンは先にオスがたくさんの精子で海中を満たし、それに促される様にメスが海藻に卵をこすりつけていきます。
その産卵は6時間ほどにも及ぶようです。
また1月2月の北海道日本海側は北西風が吹き、波が高い日も多いです。
群来が起きるときは、波が収まるほんの数日しかない凪の日に起こると言われています。
海水温の適温は5℃前後と言われておりますが、少しでも状況の良いときを狙って産卵しているものと思われます。
最後に
群来が始まると、沿岸部で起こるため釣竿を出せる場所だと入れ食い状態になります。
しかし、その時を予想することはとても難しく、釣れだした!入れ食いだ!群来が起きた!などの情報が入ってからでは、もう入る釣り場無いことなどもしばしばでした。
テレビ番組においても漁師さんは、「凪た日の2日目ぐらいに来たりするが、いつ群来が起きるのかわからない」と話してたので、本職の方でも難しいことなんだと思っておりました。
しかい群来の条件や年度ごとの起こった日を調べていくと、予想することができるのかな?と思い、データを取って付け合わせて行こうと考えました。
そんな群来をこの目で実際に見れれば嬉しいもんです(^^ゞ
補足
この日に起きると思い予想し出かけたのですが、場所が違いました(笑)
この件はまた改めてブログにできればと思います。