雨ニモマケズ ボウズニモマケズ ~北海道釣り日誌~

主に投げ釣りが好きで、北海道で色々な魚を狙っています。

群来を見てみたい~2022 ②

まず群来を予想すために、データを付けていくことにしました。

 

 

アプリ:Windy.appの活用

群来が起こる条件として

べた凪であること

海水温は5℃前後が適温であること

であることから、実際に群来が起こったことのある場所でのデータ取りを行っていきます。

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小樽市厩町岸壁 2月14日AM5:00現在の状況

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小樽市厩町岸壁 2月14日 1時間ごとにおける推移

以前、僕の釣り友であるketon氏から

「サーファーの方たちが使っているWindyというアプリが、釣り人にとっても使いやすい」

と聞き、その後ずっと使っています。

地図にポイントを定めると、波の大きさや海水温、風速や風向き、気温・天候など多くの情報がわかります。

過去の群来実績から、その時の波や海水温がわかるのかな?と思ったのですが、過去にさかのぼることができませんでした。有料バージョンではより詳しく、また過去8年の風の統計情報などわかるようです。

 

各場所を調べる

ということで、せっせと各場所のデータを付けていきます。

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2022年2月8日からの、各データ

波と海水温だけでいいのか?という疑問もあり、天候や風速、風向き、波周期と波の向きも記入してみることにしました。
当然、1日の波や風は時間により変化していきますが、群来が始まっていると考えられる午前0:00を基準としました。

 

群来の予想

Windyの1時間ごとにおける流れを見てみると、2/10㈭の昼頃だったでしょうか…波が0.3mほどになってきて、2/12㈯夕方ぐらいまで0.3m~0.4m前後を示しておりました。

また波の周期を見てみると、6s~4s(sは秒です)の間でありましたが、この時だけは2.7sほどと数値が明らかに違いました。

 

この波周期とは

「一つの波の山の頂上が通過してから次の波の山の頂上が来るまでの時間」

のことを表しています。

波の周期からはいろいろなことがわかるようで、5~6sでは近海で発生した低気圧によってできる風波の様で、1s~4sまでは非常に小さい波のようです。

 

以上のことから11日㈮夜から12日㈯朝方までにかけて群来が起こるのではないかと予想し、海水温が4℃前後を示しているところに向かうこととしました。

 

最後に

昨年から、群来を予想し釣り竿を持って行っていたのですがすべて空振りでした。

投げ釣りの帰りたまたま小樽によってみるとニシンが釣れていて、その時はタックル・仕掛けをもっていなく釣れたニシンをもらったりしてました(笑)

 

今回はもう少し精度を上げて向かったので、本当に起こるのではないかとドキドキしていたせいか、当日はなかなか仮眠することもできませんでした(;^ω^)

 

さてこの結果は次回書きたいと思います。